プレゼンが上手い人の話し方、練習方法4ステップ – もう失敗しない、忘れない

メンタルを整える発表のとき
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説明中に、いつも次に何を言ったらいいのか分からなくなってしまうんです。

プレゼンが上手い人はスラスラ話しますよね、どうやったらあんな風に全部覚えられるんでしょうか?

上手く話せるようになる方法は人それぞれだとは思いますが、オススメの方法がありますよ。

プレゼン中に目の前の人を見た瞬間に頭が真っ白になって、スライドを見ても言葉が出なくなってしまう…
今どこを話しているか分からなくなってしまう…

プレゼンを苦手だと感じてしまう要素は、実はたくさんあります。

その中でも、「聴衆の前で頭が真っ白になってしまうこと」を想像すると、とても不安になりますよね。

私もそんな経験がたくさんありますし、今でもいつも緊張します。

でも、誰もが最初はそうだと思います。
緊張するからといって、プレゼンに向いてないというわけでは決してありません。
プレゼンが上手いあの人も、きっとはじめからスラスラと話せていたわけではないはずです。(稀にそういう人もいますが…)

この記事では、発表に自信がない方でも今すぐ実践できる、スラスラ話すための練習方法をご紹介します。

ビジュアル文字発話リンクせることで効率よく練習できる方法なので、最小限の時間と労力で上手くなれるはずです!
まずは読みながら試してみてください。

なお本サイトでは、その他にもプレゼンに関する悩みを解決する情報を発信しています。よろしければ他の記事もぜひご覧ください。

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概要

やり方は非常にシンプル。

スライド上にマークをつけ、練習するだけ。
繰り返せば頭の中にイメージを植え付けることができる、初心者向けの方法です。

この方法に加えて、内容を忘れにくくするためのプレゼン資料の作り方(デザイン方法)もありますので、こちらの記事もセットでぜひご覧ください

準備

まずは練習の準備をしましょう。
このプロセスで情報を整理することができます。
※十分に自信がある部分があれば、飛ばしても大丈夫です。

話すストーリーをノート欄に記入

まずは、スライドの編集スペースの下にある”ノート“欄に話す内容を記入します。

一言一句正確に書く必要はありません。

全てを完全に覚えて話すのは現実的ではなく、細かく決めるほど、少しでも予定していた内容からずれてしまったときのダメージが大きくなります。その結果、より緊張しやすくなってしまうことが多いです。

私の経験上、ざっくりと「このトピックをこの順番で話そう」くらいが最も適切な解像度だと思います。

スライドにトピックを配置

作成したトピックの順序をもとに、スライド内にそのストーリーを構築するパーツを配置していきます。すでにスライド資料を作っている場合は、順序と照らし合わせて並び替えをしましょう。

スライド内にそのストーリーを構築する要素を配置していくときに、基本的には上から下左から右の順に配置します。

例えばこのようなスライドの場合…

情報の流れはこの通り

これは、横書きの文字を基本とした場合に人が情報を確認する順序です。例えばWebサイトを開いたときも、無意識のうちにその順序で目を追っていることに気づくと思います。

  • 横書き:左から右(→)、上から下(↓)
  • 縦書き:上から下(↓)、右から左(←)

Webサイト、本、書類など、日本語や英語の場合は基本的にはこの法則で並んでいます。

もちろん文字以外の要素(アイコンなど)を示す際も、それぞれの要素を漫画のコマ割りのように順序だてて並べるのが話しやすくするコツです。

各パーツの作り方レイアウトの方法はこちらの記事に紹介していますので、併せてご覧ください。

マークする

スライドが完成したら、ファイルを印刷、もしくは上書きしないように別ファイルを作成(名前を付けて保存)し、練習用のマークを入れます。

目立つ色で、各トピックに対して話す順序を①、②、③…と記入していきます。

この時、各トピックの内容を一番イメージしやすい言葉や図のところに数字を書き込むと、思い出しやすくなります。
また、一つのトピックが長くなりすぎると途中で見失うことになるので、思い出せる分量ごとに要素を分割して番号を割り振りましょう。

矢印で繋ぐ

最後に、各番号を矢印で繋ぎます。
→②→③→… といった具合です。

このとき、矢印が何度も交差している形になっている場合は、配置が不規則になっている証拠です。
そんな時は、 配置の法則に沿ってストーリー順に並べ替えたほうがよいかもしれません。

以上で準備は完了です!

練習

あとは先ほど作った資料を使って、練習をするだけです。

ノートとマークとスライドの対応を見ながら練習する

まずは、ノートの内容スライド上のマーク対応させながら、声に出して(もしくは口パクで)一通り読みましょう。
頭の中で、マークの位置を見たらノートの内容が何となく思い浮かぶ状態を目指して繰り返します。
もちろん、分からなくなったらノートを見ればOKです。

ノート無しで練習する

ある程度内容を追えるようになったら、ノートを見ずにスライドとマークだけを頼りに繰り返し練習します。

番号の場所とその順序を追っていくうちに、「この話をした後はこれ、次のページはこれ…」と、頭の中で情報がつながっていく感覚が生まれると思います。
そうなってきたら、もう全体像を記憶できてきた状態。あと一歩です!

繰り返しますが、ノートの内容を一言一句話す必要はありません。言いたいトピックをしっかり思い出すことさえできれば、細かい言い回しなどは気にしなくても大丈夫です。
それよりも、全体の話の流れと、トピックごとの因果関係に気を使った方が、流れを理解しやすいプレゼン発表になると思います。

マークも無しで練習する

最後に、スライドからマークを消去して、本来のプレゼンの状態で練習をします。

これまでの練習で、スライド上のどの項目をどの順番で話すかは既に十分頭に入っているはずです。
後は自信がつくまで、本番のプレゼンと同じように練習をしましょう。

ここまでのプロセスで全体の流れや言いたいことが頭の中に入っていれば、万が一、一瞬思い出せなくなっても大丈夫
スライドを見れば、マークの番号をイメージできるはずです。
そうすれば、「今どこまで話して、次はどのトピックか」をはっきり思い出すことができます。

考えなくても、言葉が自然に出てくるようになります。
忘れてしまって、頭が真っ白。どうしよう… という状況は、もう起きません。
安心して本番に臨んでください!

もしそれでも不安な場合は、スライドの中にさらに思い出すためのヒントを仕込んでおくという方法もあります。併用するのがおすすめです!

番外編:スライドも無しで練習する

もし時間と余裕があるなら、スライドを見ずにプレゼンするのも試してみてください。
スライドを頼りにすることができないので難易度は上がりますが、トピック間の言葉の繋がりをより意識して強化することができます。

それによって次のトピックを思い出すときによりスムーズに、因果関係を明確に示すことができるようになるはずです。
また、本番の発表の際もスライドに頼る必要がなくなるため、スライドを見る頻度を減らすことができます。

これまで内容を思い出すことに使っていた脳の処理能力を節約し、空いた処理能力をプレゼンのクオリティを上げるために使うことができるのです。
結果として、他の細かい言い回しや仕草に気を向けることができるようになります。

クオリティを上げるには…

  • 聞き手に目配りをし、対話している雰囲気を出す
  • 身振り手振りを活用し、感覚的に納得させる
  • 内容に応じて、話すスピード、文節を切るタイミングをコントロールする

プレゼンが上手い人は、 そういった部分まで対応できている状態だと言えでしょう。

上手い人とそうでない人の違い

プレゼンが上手いと言われる人は、ストーリーの全体像から詳細までの因果関係を把握アウトプットできる、いわば修練度が高い人だという事ができるのではないでしょうか。

人によって、スタート地点は違って当然です。
元々の能力の差もあれば、これまでの経験の差も影響します。
初めから何もスライドを見なくても話すことができる人もいるでしょうし、今回紹介した方法などを実践し、練習を繰り返すことで修練度を上げている人もいるでしょう。

ただ一つだけ言えるのは、どんな初心者であっても、正しく練習して記憶を結び付ければ、必ず修練度は上がるということ。

また、一度プレゼンでしっかり練習をしたなら、次回プレゼンをするときはもっと短い練習時間、少ない練習回数で効率的に同じレベルの発表ができるようになるはずです。
最初は少し面倒くさく感じるかもしれませんが、決して無駄ではありません。

今回のプレゼンの発表を成功させるためだけでなく、将来のプレゼンとその練習をさらに簡単にするための作業と言えるでしょう。

こうしたステップを踏んだ先に、「プレゼンが上手い人」はいるのだと思います。


皆様もぜひ、読みながら順に試してみてください。
一度マスターすると、これまでとは違う感覚でスラスラと話せるようになることに驚くと思います!

プレゼンがうまい人には、今からでも、誰でもなれます。

本サイトでは、プレゼンの心構えからデザイン、発表のコツまで、より楽により上手くするための方法を紹介しています。
ぜひその他の記事も参考にしてみてください。

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