英語のプレゼンを作る時にいつもネットで調べながら作るんですが、これで本当に伝わるのかどうか、自信がないんです。
ネイティブに聞くこともできないですし…
オススメの便利なサイトとかってありますか?
英語でパワポを作成する、プレゼンのセリフを考える、単語のニュアンスがシチュエーションに合っているか調べる、事前に英語の勉強をする…
英語を使うプレゼンを準備するとき、ネット検索は欠かせないですよね。
全部英語のパワーポイントスライドでなくても、日本語と英語を併記する、英語の内容を引用する、ポイントだけ英語で説明するなど、状況に応じて適切な英語を使わなければいけないシチュエーションも多いのではないでしょうか。
ある程度英語が話せる人であっても、日常会話とプレゼンの情報伝達は別物。
しっかりと言葉の意味を理解し、正しい単語選びやフレーズの構築をするのは簡単ではありません。
この記事では、プレゼンを作る時に信頼できる、オススメの英語サービスサイトを紹介します。
基本の辞書や翻訳サイト、単語やフレーズの自然なニュアンスを詳しく知ることができるサイト、学習に使うことができるサイトなど、カテゴリー別に厳選したサイトを掲載しています。
わからない内容を調べる、考えた内容を再確認する、自信をもつために念のため見る…様々な使い方ができると思います。
なお、他の記事では英語のプレゼンに関するノウハウや、英語と日本語を同時にカバーするパワポスライドの作り方なども紹介しています。ぜひセットで活用してみてください!
辞書や翻訳
使用頻度が高い辞書や翻訳サイト。単語から文章まで、まずは検索!
英辞郎 on the WEB
英和・和英辞書のサイトは多数ありますが、私のオススメは英辞郎です。
Googleで単語を検索するとほぼ必ず上位に出てくると思います。
単語数、例文、ページデザインなどのクオリティが高く、欲しい情報を1ページ目で手に入れることができます。
検索結果はこのような画面になります。
基本的な使い方は、検索窓に単語やイディオムを入力して検索するだけ。Googleから直接単語ページに辿り着く方も多いかもしれません。
日本語を入力すれば和英、英語を入力すれば英和で自動的に検索をしてくれます。
無料版(登録不要)の英辞郎 on the WEB、無料版(要登録)の英辞郎 on the WEB ProLite、有料版の英辞郎 on the WEB Proの3種類があるので、使用頻度や用途に応じて使い方を選ぶことができます。
例文の多さも英辞郎の強みですので、ProLite以上の登録がオススメです。
なお、他の辞書サービスもそれぞれの特徴があります。
例えばWeblioは、単語を調べた時に上位に表示される辞書・翻訳サイトです。
単語数が多く専門用語までカバーしており、翻訳や例文などの様々なサービスからデータを抽出して表示するという特徴があります。
一方で、そうした表示形式のため、視認性・一覧性という意味では英辞郎の方が私は使いやすいと感じています。
DeepL
機械翻訳のサイトで、Googleと肩を並べる(もしくはそれ以上)の精度を誇る翻訳サイトです。
AIによる機械翻訳モデルによって、前後の文脈や過去のデータから自然なニュアンスを表現することができます。
世界一高精度を謳っており、実際に非常に自然な訳を得ることができます。
稀に前後の文の内容に影響を受けすぎて翻訳漏れや重複が発生することもありますが、入力文章を正確にインプットすれば問題ありません。
WordやPowerPointなどのファイルをそのまま翻訳にかけることもできます。
急いで内容だけ把握する、大まかに資料を翻訳するといった用途であれば、DeepLの機械翻訳で十分すぎる精度を得られます。
ただし、無料版の場合は文字数やファイル数に制限があります。
有料版に切り替えることで利便性が大きく上がるので、頻度が多い方は検討してみてはいかがでしょうか。
自然なニュアンスを確かめる
辞書サイトや翻訳サイトでわかりにくいニュアンスや、語源、使い方を学ぶことができるサイトです。
ただ意味を見るだけよりも、こうしたストーリーを見ることで、圧倒的に記憶しやすくなります。
DMM英会話なんてuKnow?
実際のシチュエーションで使用されている言い回しを、ネイティブスピーカーが回答するサイトです。
事例の数は辞書等と比べると少ないですが、シチュエーションに応じた適切な言い方や、なかなか調べ方がわからないネイティブならではの言葉などを確認することができます。
PlayPhrase.me
あの英単語は、実際にどのような時に使うのか?
もしくは、どのような時には使わないのか?
そんな疑問を、感覚的に解決してくれるのがこのサイトです。
画面下の検索窓に知りたい単語を入力すると、その単語を使用している場面の動画(映画などの切り抜き)が流れます。
実際のリアルなシチュエーション、雰囲気、感情などがわかるため、感覚的に単語の意味を理解し記憶することができます。
例えば、その単語はポジティブ/ネガティブな場合でのみ使うのか、どちらの場合も使うのか…など、単に辞書をを引くだけでは理解しにくい情報も得ることができます。
無料で利用できますが、その場合は閲覧できる数に制限があります。
アプリ版もあり、そちらは有料となります。
もっと学ぶ
英単語やプレゼンの話し方などを学ぶのに最適なおすすめサイトを紹介します。
私も実際に使用し、わかりやすく、継続できると感じたものを紹介します。
天才英単語
単語のレベルやカテゴリー、使用するシチュエーションごとにまとめられた、単語帳のようなサイトです。
デザインも統一性があり見やすく、内容に集中できる親切な作りになっています。
各単語のページは単語カードのようになっていて、その場で覚えるための工夫が散りばめられています。覚え方、音声、例文などから総合的に意味を把握できるため、実用性が高いのも特徴です。
また、語源の表示も豊富で、各英単語の成り立ちをセットで覚えることができます。
一見覚えることが増えるようにも感じますが、語源を意識して覚えた方が単語のイメージが湧きやすく、むしろ早く覚えることができると思います。
そしてあらゆる単語に類似の語源が使われているため、知らない単語に出会った時もだいたいの意味を推測できるようになっていきます。思わぬところで助けになってくれるはずです。
天才英単語は、無料ユーザー登録することで覚えた単語を登録することができるため、そのまま単語帳として活用できます。
中学、高校、大学入試、TOEIC、英検など、それぞれのレベルごとに必要とされる単語のリストもあるため、目標に応じて取り組みましょう!
TED Talks
言わずと知れた、質の高いプレゼン講演を無料配信しているサービスです。
様々な分野のエキスパートのプレゼンを聞くことができ、内容自体が面白いのでモチベーションを維持することができます。
画面上の”Languages”のメニューで日本語を選択すると、日本語対応したタイトルをフィルタリングすることができます。
日本語対応している動画は日本語の字幕と英語の字幕を自由に切り替えられるので、聴きながら英語と日本語を照らし合わせ、内容を理解することができます。
今回ご紹介したのは、私もよく活用しているサイトです。
たくさんの類似サービスがあり、それぞれの良い点、今ひとつな点があると思いますが、「何から使えばいいかわからない!」という方はまずこれらを使用してみてはいかがでしょうか。
なお、本サイトでは他にも英語のプレゼンに関する様々なコツやテクニックを紹介していますので、ぜひこちらもお役立てください!