【TEDtalks】頭良さそうにプレゼンする方法 – おすすめプレゼン

動画で学ぶ英語をつかう

この記事では、プレゼンの練習英語の勉強にもおすすめのTED動画を紹介します!
今回の動画は、「How to sound smart in your TEDx Talk | TEDxで賢そうにプレゼンする秘訣」です。

こんな方におすすめ

  • プレゼンの構成や振る舞い方のテクニックを見たい
  • 英語の言い回しを知りたい
  • 面白いプレゼン動画を見たい

数年前にSNSで「頭良さそうにTED風プレゼンをする方法」というタイトルで話題になったこともあるので、ご覧になったことのある方もいるかもしれません。
一見するとお笑い動画ですが、タイトルの通り、これをマスターすれば頭が良さそうに、凄いことを話しているように聞こえます。
そして、このテクニックは一般的な全てのプレゼンに共通するので、上手く活用すればプレゼンのクオリティをさらに上げることができるようになります!

動画で紹介されたプレゼンに使えるテクニックや英語の言い回しなども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!

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動画紹介

タイトル:How to sound smart in your TEDx Talk | TEDxで賢そうにプレゼンする秘訣
プレゼンターWill Stephen

参照元:TEDx Talks

右下の字幕ボタンから日本語の字幕を表示すると分かりやすいです。
字幕言語が日本語になっていない場合は、歯車のボタンから字幕言語を変更できます。

感想

初めて見たときの感想は、「なんだこれは」。
お笑いとして見ても面白く、一方で真面目なテクニックとしても見ることができる、珍しい動画だと思います。
そしてそれ以上に、これまでなんとなく感じていた「我々が“良いプレゼン”だと認識するときの要素」がはっきりと明確になっていくような動画です。新しい気づきがある、とても不思議な感覚でした。
試しに日本語字幕をオフにして見てみると、本当に凄いことを話しているように見えます!!

プレゼンに使えるテクニック

動画の中では、数々の「プレゼンが上手く見える」テクニックが紹介されています。というよりも、そのテクニックだけで構成されているのがこのプレゼンです。内容がないからこそ、それらが際立っているのです。

このプレゼンの中に隠れているテクニックを下記にまとめましたので、是非参考にしてみてください。
時系列順に並んでいるので、実際の言い回しや振る舞い方を動画で確認してみましょう!

  1. 歩きながら聞き手を順に見て話す
  2. “つかみ”となる意外性のある事を言う
  3. 大切なキーワードを繰り返す
  4. ジェスチャーをする
  5. ポイントとなる言葉を強調して言う
  6. 自信があるように、言い切る
  7. 聞き手に質問をする
  8. 個人的な話をはさんで、感情移入させる
  9. 権力者を引用して説得力を出す
  10. 数字を見せる
  11. グラフを見せる
  12. 画像を見せる
  13. 服装や髪型をそれっぽくする
  14. 核心の部分を、シリアスな言い方にする(ゆっくり、少し小さい声で)
  15. 十分な間を取って、期待をあおる
  16. 最初と最後をつなげる(伏線を回収する)

これらは一見すると小手先の内容にも見えますが、それでも人間は、こうした振る舞いから良い印象を受けるということが分かります。雰囲気が人を惹きつけるというのも事実だと言えるでしょう。
プレゼンの中身はもちろん大切ですが、中身を装飾するテクニックも時には効果があるということが分かる、良い事例だと思います。

逆をいうと、本当に凄いことを説明している場合でも、自信がない話し方をしてしまうと、大したことがないように聞こえてしまうということ。上手く活用しましょう!

関連する参考記事

この動画で紹介されているテクニックについて、参考になる記事をまとめましたのでぜひ読みながら試してみてください!

英語のフレーズ

プレゼンの中で使われている英語フレーズをいくつかピックアップして紹介します!
英語の言い回しや動画の話し方をうまく応用すれば、より分かりやすく説得力がある説明ができるようになるはずです。

Now I am going to get started with the opening
それでは始めましょう

字幕では I am going to… ですが、実際の発音は I’m gonna… となっています。交互では同じ意味で短縮されて発音されることが多いですが、ネイティブでない日本人は無理に短縮する必要はないと思います。

get started with ~ で「〜から始める」という使い方をします。
今回の場合は、プレゼンの開始部分(opening)の説明の仕方を始めます、という二重の意味になっていますね。

Now, if you take a look at this pie chart, what you’re going to see is that the majority far exceeds the minority.
この円グラフを見ると分かるのは、多数派は少数派を大きく超えていることです。

日常生活ではこのフレーズをそのまま使うことはないと思いますが…

take a look at ~ で「見る」「ちらっと見る」「一瞥する」という意味になります。プレゼンで一瞬で理解できるスライドになっていれば、まさにちらっと見るだけで理解できますね。

pie chart円グラフ
majority多数派
minority少数派」です。

注目すべきは、動画のこの部分の喋り方。こんな内容でも一瞬説得力があるかのように勘違いしてしまうほど、素晴らしい言い切りです!

I wore them (glasses) to look smart, even though my vision is perfect.
頭が良さそうに(メガネを)見えるのでかけてます、視力は完璧ですが。

glasses は複数形なので、代名詞は it ではなく them に置き換わります。
even though ~ =「〜でも」「〜にも関わらず」で、逆説であることを強調する際に用います。

このフレーズの喋り方にも、実はプレゼンのポイントが詰まっています。

  1. さらっと前の文の理由を説明する
  2. 論理展開を接続詞で明示する
  3. 重要な部分(この場合はperfect)の前に少しだけ間を置き、トーンを変えて話す

わざとらしくならないように気をつけながら、試してみてください。


この他にも動画の紹介プレゼンのテクニックなどを紹介しているので、ぜひご覧ください。
動画を字幕つきで楽しく見ながら、一緒にプレゼンのレベルアップを目指しましょう。

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