プレゼン力を活かせる仕事6選 – 就活や転職のためのプレゼンスキル

ビジネスの視点準備を始める前に
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人前で格好よく話したり、論理的に伝えたり、情報を的確に示したり…

そういうのが得意な人ってすごいですよね。

そうですね、もしそういったことが得意なら、ぜひ仕事に活かしたいですよね。

プレゼンが得意、上手くいった経験がある…
せっかくならば、自分の得意なこと興味のあることを仕事に活かしたいと思いますよね。

自分が嫌だと思わずにできることは継続できますし、その結果、人よりもさらに上手くできるようになると思います。

例えば、学生の時にプレゼンの成功体験があったり、人から上手いと言われていたなら。
就職活動の時にプレゼンをする機会の多い職種を選ぶことが、能力を活かすことに繋がるかもしれません。

もしくは現在の仕事で「自分の説明は分かりやすい」と自信のある方も、きっとプレゼンなどの情報伝達に向いている能力を持っているのではないかと思います。
転職昇格試験をする際にも、プレゼン力を活かすことができるでしょう。

プレゼンと一言で言っても、パワーポイントのスライドを使って人前で話すことだけが「プレゼンテーション」ではありません。
小さな会議でも、雑談でも、人に情報を伝えるプロセス全てをプレゼンという事ができますし、そこで必要とされるスキルは共通しています。

この記事では、人に情報を伝えるスキルを活かすことができる仕事、そしてさらにスキルアップに繋がる仕事を紹介します!

プレゼンの準備やレベルアップのための必読本も紹介しています。こちらもぜひご覧ください!

なお、本サイトではその他にもプレゼンのスキルアップに役立つ情報を掲載していますので、ぜひこちらの記事もご覧ください。

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プレゼンが多い職種

営業職

外部の顧客やパートナーに対して、商品やサービス等の販売、契約、サポート提供などを行う職種。

当然、商品やサービスの説明を行う必要がありますし、また会社や担当部門の説明等も頻繁に行うことになります。

プレゼンの印象、説得力、内容、そして行うタイミングなど、様々な要因が売上獲得につながるため、プレゼンのスキルは非常に重要です。
建設や物流など、業種によってはコンペ形式でクライアントに対するプレゼンを行う機会もあり、一回のプレゼンが大規模な契約の有無を決めることもあります。

反面、一つの失敗が大きな損失にもつながるため、プレッシャーが大きいことも。

なお、営業職と言っても業界によって給与の水準は様々。会社全体の利益率が高い業界は営業の給与レベルも高い傾向がありますが、一方でそれだけ競争が激しいため、プレゼンをはじめとした営業力、提案力そのものが勝ち残るための鍵になると思います。

またコロナによりオンラインでの営業活動が一般的になったことで、会社の中での営業の位置づけが大きく変わってきている場合もあります。

例えば、「これまで病院に張り付いていた製薬企業のMRが、対面で面会をする必要が無くなったものの、会社の業績に大きく影響を及ぼさないことが分かった…」などです。
その結果、希望退職や採用抑制など、MRの人数自体が減少傾向にあります。
活動スタイルも、これまでの面会頻度を競う活動ではなく、有益な情報限られた時間で提供できるMRが必要とされるようになってきています。

「有益な情報を限られた時間で提供できる」というのは、プレゼンの本質そのものです。

MRに限らず、全ての業界の営業活動で、今後ますますこうしたスキルが求められるのではないでしょうか。

企画職

一般的な企業で、本社などに所属することの多い企画職。いわゆる営業マン以外のビジネスマンと聞いて思い浮かべるのがこの職種です。

  • マーケティング
  • 管理業務
  • 経営戦略
  • 事業開発
  • 人事
  • 調達 など…

プレゼンの機会としては、社内での情報共有、企画内容等の承認取得(役員会議など)、外部パートナ業者への会社紹介や一般向け説明会など、多岐に渡ります

戦略を考え、それを実行するという役割である以上、組織を動かすための情報伝達は欠かせず、そのスキルは非常に重要になると言えます。

企業風土にもよりますが、大企業になるほど社内での情報共有や承認取得などでプレゼンの機会が増える傾向があると思います。

研究職

研究所で黙々と研究開発を行うイメージの研究職も、プレゼンの機会は多いです。

大学などの研究機関でも、一般企業の研究開発でも、多くの場合研究はチームで行います。

全体の方針(研究室や企業のビジネス)に沿って細分化された部署やチームが存在し、その中で共通の目的を達成するためには、情報共有は欠かせません。

例えば、定期的な研究開発の進捗報告、他社や最新技術の分析、特定の分野に関する勉強会学会での研究発表、もちろん投資が必要な場合はその承認申請などもあります。時には、営業のサポートとして技術的な説明を顧客に対し行うこともあるでしょう。

目的に応じてプレゼンのスタイルも変わります。

例えば、ビジネス目的の戦略を示すプレゼンの場合は、主張に対する説得力が重要になります。はっきりとしたメッセージ提案と、それを裏付けるデータソースなどの客観性が求められます。発表の際も、不確実なビジネス環境の中で妥当性を訴える力が重要になるでしょう。

一方、純粋な研究発表などの科学的な議論の場合は、全て事実であるという前提のもとで話が進むため、実験や分析で得られた内容に基づく論理展開に主眼が置かれる傾向があります。

企業の研究職の場合は、いずれの視点も重要です。
多様なプレゼンのスキルを活かすことができる職種という事ができるでしょう。

エンジニア

一般的にエンジニアと一言で言っても、そのソフトウェアを開発するシステムエンジニア(SE)から、製造業などでハードウェアを開発する生産技術エンジニアなど様々です。

いずれも、仕事のプロセスとしては研究開発と似ています。

チームで全体の方針に沿って開発を進め、情報を正しく伝え予算確保投資承認などのビジネス面での説明が必要な場合もあるでしょう。

従ってエンジニアも、専門性をもちながらも広い視野でチームとしてビジネスを進めることができるプレゼン能力が求められます。

コンサルタント

高い給与のイメージがあるコンサルタント(コンサル)。
企業を顧客とし、企業買収や事業提案などをはじめ、新サービス/新商品、組織体系、システム設計など、経営戦略に直結する様々な問題解決策を提案する仕事です。

こうした支援業務を行う企業をコンサルティングファームと呼びます。
経営全般を取り扱う大手コンサルティングファームから、特定の業界や特定の活動(M&A、資金繰りなど…)に特化したコンサルまで、その種類は多岐に渡ります。

コンサルが企業に提供する価値は、その企業が自分ではできないような戦略を提案すること。そして顧客企業は、その結果として莫大な利益を生むことを期待します。

すなわち、企業の想像を上回るレベルの提案が必要とされます。その提案は、コンサルティングファームが持つ情報やシステムと、コンサルタントの分析によって生み出されます。

ビジネスに関するあらゆる情報そのものに大きな価値を求められる以上、コンサルには当然ながら高いプレゼン能力ビジネススキルが必要です。

ハードルが高い職種ですが、自信のある方なら最大限能力を活かし、武器とすることができるでしょう。
周囲のレベルも高いので、スキルアップの機会にもなるはずです。

起業・社長

起業をする場合、最初はあらゆる業務を少人数で行うことになります。

出資を募るビジネス内容を説明する、決算報告をする、商品やサービスを売り込むなど、顧客やパートナーの協力を得てビジネスを進めていく必要があります。

当然プレゼンスキルは非常に大切。

この人になら、このビジネスにならお金を出す価値がある」と思わせなくてはいけません。

エレベーターピッチ、という言葉をご存じでしょうか。

エレベーターに乗っている間のような30秒ほどの短い時間自分のビジネスやスキルの特徴や利点などを伝えきる、簡単な説明のことです。

その起源は諸説あるようです。シリコンバレーの起業家たちの間で投資家に支援を募るための方法としてよく使われる言葉で、近年日本でもビジネススキルの一つとして定着してきました。

30秒で要点を網羅するのは、簡単ではありません。話術の勝負です。

投資家に価値があると思わせるには、言うべきことを理解し、整理し、そして相手の意識に働きかけるアクションなどを網羅する必要があります。

エレベーターピッチとまではいかなくとも、起業した際にどのように資金を集めるか、どのようにサービスや商品を広めるかというのは、成功するための重要な要素となります。
まさにプレゼンスキルがそのまま業績に影響を与えると言えます。

例えばネットでの起業や副業だったとしても、それは同じ。
むしろ情報量が多いからこそ、文章や絵、写真などで自身の強みやメリットを適切に示す能力(これもプレゼンスキル)が成否を分けることになると思います。

スキルアップのためにぜひ読んでほしい本

今の会社でもっと活躍して、昇進・昇格したい…
キャリアを積んで、もっといい会社に転職したい…
そんな人生のチャレンジをするには、小手先のテクニックだけでなく、地力を高めることが何より重要です。

Webだけでもある程度の情報は得られる時代ですが、まとまった考えを取り入れるためには本はやはり有用です。一度身につければ世界が変わると思うので、ぜひこれらの本を手に取ってみてください。人生一度きりのチャンスをモノにするために、できることは全てやりきりましょう!

社内プレゼンの資料作成術【完全版】(前田 鎌利)

この本は、ビジネスパーソンにとって必須のスキルである「社内プレゼン」のノウハウが満載です。どんなに良いアイデアがあっても、組織的な「GOサイン」を得なければ一歩も前に進めません。そのためには、説得力のあるプレゼン資料を作成する技術が不可欠です。

この本を書いた前田鎌利氏は、ソフトバンク在籍時に孫正義氏から「一発OK」を連発し、孫氏のプレゼン資料の作成を任された人物で、そのプレゼン・ノウハウは1000社を超える企業・団体で採用されています。Amazonのレビューでは★4.1の評価を得ており、読者からは「大事なプレゼンでOKを勝ち取ることができた」「プレゼンに対する苦手意識を克服できた」「効果的なプレゼン資料を短時間で作れるようになった」との声が寄せられています。

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仕事ができる人が見えないところで必ずしていること(安達 裕哉)

実は知らない、仕事ができる人が見えないところで必ずしていること…
私は「必ず」という言い方はあまり好みではありませんが、この本に書かれているノウハウを頭の片隅に入れて仕事をすれば、いつの間にか仕事の進め方や人間関係がレベルアップすると思います!

著者はプレゼンが必要な仕事に関する経験が豊富であり、そのノウハウや具体的なアドバイスを通して、新たな仕事に挑戦する自信を得ることができるはずです。本当の「仕事力」を得てみてください。

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一生使えるプレゼン上手の資料作成入門(岸 啓介)

実務ですぐに役立つプレゼン資料作成の入門書です。本書では、「これさえ覚えておけばOK!」という実務で役立つ最低限のポイントに絞って解説しています。

こちらもAmazonのレビューで★4.1の評価で、「相手に刺さるストーリーのコツ」「わかりやすい構成」「言いたいことが伝わるスライド」などの基本から、「グラフ」「アイコン」「写真」「図解」などのビジュアル要素で説得力を高めるコツ、効率よく見た目を整えるテクニックまで、「これをやれば、説得力が高まる!」というポイントを簡潔にまとめています。

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もっと上達するために

身につけたスキルは、自分の資産になります。所属している会社や職種が変わっても、そのスキルは一生もの。
必ずあなたがステップアップするための助けになってくれるはずです!

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もっとこうなりたい」という姿に向かって一歩を踏み出す手助けができれば嬉しいです。

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