ジョブローテーションか…確かに同じ会社でも、職種によって全然仕事の内容が違うよね。
新しいことにチャレンジしてみるのもいいけど、できれば人前で話す機会は少ない職種がいいな。でも、実際の仕事内容ってどう違うんだろう?
営業職、企画職、製造、開発…
同じ会社でも、日々の仕事内容は職種によって千差万別。どの職種を狙って就職や転職をするかはとても重要な問題です。
いずれの雇用形態でも、職種によってプレゼンが多いか少ないかは大きく異なります。もちろんプレゼンの有無だけが仕事のやりがいや大変さに直結するわけではないですが、できることなら得意な分野は活かして苦手な分野は避けたいですよね。
プレゼンの準備やレベルアップのための必読本も紹介しています。こちらもぜひご覧ください!
職種別ランキング
1(多い) → 10(少ない)の順で紹介します。私の経験と様々な業種の方々の話をもとに順位づけしていますが、もちろん内容は企業によって異なります。また全ての仕事を一概に比較することもできませんので、おおまかなイメージを掴むための参考にしてください。
様々な業界における製造・販売・サービスなどを行う事業会社を想定し、バックオフィス業務なども含めて紹介。文系も理系も関係する内容です!
1. 企画・マーケティング
プレゼンの頻度 ★★★★★
マーケティング、商品企画、広告、営業企画、経営企画など、それぞれの領域や機能について情報分析をもとにプランを立て、問題解決などを行う職種です。一般的に、本社などに所属することの多いです。
計画の立案と共有、調整、社内や顧客への提案、承認、各種説明などが業務の中心であり、プレゼンとは切っても切れない職種です。従って、プレゼンの機会は非常に多いと考えられます。
2. 営業
プレゼンの頻度 ★★★★★
顧客やパートナーに対して、商品やサービス等の説明、販売、契約、販売後のサポートなどを行う職種です。
社外での商品・サービスの説明はもちろん、会社や担当部門を代表して概要を説明する機会も頻繁にあるでしょう。業種によっては、他の競合企業とのコンペ形式でプレゼンを行う場合もあります。
3. 研究・製品開発
プレゼンの頻度 ★★★★☆
研究所などで黙々と研究開発を行うイメージの研究職や開発職も、実はプレゼンの機会は多い職種です。自らの研究の進捗報告、周辺技術の調査結果、外部とのコラボレーションや試験依頼のためのプレゼンといった多岐に渡る情報共有が必要です。
特に技術の細分化が進んでいる現在、一企業の中で完結する研究開発はむしろ少なく、多くの業界ではオープンイノベーション(外部との連携)が欠かせなくなっています。他の職種と比べてもプレゼンの機会は多い傾向があるでしょう。
4. 生産技術・機械エンジニア
プレゼンの頻度 ★★★★☆
製造業などで製造機械などを設計、開発、メンテナンスをするエンジニア。現在はハードウェアだけでなくAIやIoTを含むソフトウェアの役割が大きくなってきています。そうした外部業者とのやりとりも重要な業務です。社内外のチームと連携して業務を進め、会議などで設計仕様や進捗報告などを共有、議論する必要があります。
専門性は高いですが、プレゼンの機会は比較的多いと言えるでしょう。
5. IT
プレゼンの頻度 ★★★☆☆
ITと一言で言っても、システムエンジニア(SE)からインフラ管理までその業務内容は異なります。SEやシステム開発を行う職種の場合、上記の機会エンジニアと同様の理由でプレゼンは多い場合があります。
一方、インフラ管理の担当者などの場合は、比較的少ないこともあるようです。
6. 製造・品質管理
プレゼンの頻度 ★★☆☆☆
製造業の工場のオペレーターなど実際の製造作業を担う職種です。基本的には定型業務であり、プレゼンの機会は少ないと言えるでしょう。
しかし、会社としてコストや品質を改善させるために、QCサークルと呼ばれる改善作業や提案が必要となるケースもあります。また、ラインや製造部門の管理監督者になった場合も、状況報告や問題解決のための会議などでプレゼンをする機会が発生します。
7. 物流・倉庫
プレゼンの頻度 ★★☆☆☆
配送センターなどで納入、在庫管理、出荷業務などを担う職種の場合、上記の製造と同様に、基本的には定型業務でプレゼンの機会は少ないと言えるでしょう。
一方で、やはり業務プロセスの改善などでプレゼンが必要とされる場合もありますし、管理職になった場合も定期的にプレゼンの機会があると考えられます。
8. サービス・販売
プレゼンの頻度 ★★☆☆☆
販売員や飲食店スタッフなど、直接的に顧客に対してサービスを提供する職種です。対人業務となるためコミュニケーションは必要ですが、プレゼンの機会は少なめです。ただし、中には接遇教育やロールプレイングなどはある場合があります。
9. コールセンター
プレゼンの頻度 ★☆☆☆☆
お客様センターや問い合わせ窓口の電話対応をする職種です。顧客に対する直接的な対応ですので、販売と同様にコミュニケーション自体は重要ですが、プレゼンの機会は少ないと言えるでしょう。
10. 一般事務
プレゼンの頻度 ★☆☆☆☆
総務、人事、経理など、バックオフィスで会社の基本的な作業(データ入力や書類作成など)を行う職種。「事務職」という名称などで募集があることが多いです。
企画職になると一気にプレゼンの機会が増えますが、事務職と企画職が分かれている企業であれば、事務職の場合は定型業務以外の業務はあまりない傾向が強いと思います。
スキルアップのためにぜひ読んでほしい本
今の会社でもっと活躍して、昇進・昇格したい…
キャリアを積んで、もっといい会社に転職したい…
そんな人生のチャレンジをするには、小手先のテクニックだけでなく、地力を高めることが何より重要です。
Webだけでもある程度の情報は得られる時代ですが、まとまった考えを取り入れるためには本はやはり有用です。一度身につければ世界が変わると思うので、ぜひこれらの本を手に取ってみてください。人生一度きりのチャンスをモノにするために、できることは全てやりきりましょう!
この本は、ビジネスパーソンにとって必須のスキルである「社内プレゼン」のノウハウが満載です。どんなに良いアイデアがあっても、組織的な「GOサイン」を得なければ一歩も前に進めません。そのためには、説得力のあるプレゼン資料を作成する技術が不可欠です。
この本を書いた前田鎌利氏は、ソフトバンク在籍時に孫正義氏から「一発OK」を連発し、孫氏のプレゼン資料の作成を任された人物で、そのプレゼン・ノウハウは1000社を超える企業・団体で採用されています。Amazonのレビューでは★4.1の評価を得ており、読者からは「大事なプレゼンでOKを勝ち取ることができた」「プレゼンに対する苦手意識を克服できた」「効果的なプレゼン資料を短時間で作れるようになった」との声が寄せられています。
↓購入はこちら↓
仕事ができる人が見えないところで必ずしていること(安達 裕哉)
実は知らない、仕事ができる人が見えないところで必ずしていること…
私は「必ず」という言い方はあまり好みではありませんが、この本に書かれているノウハウを頭の片隅に入れて仕事をすれば、いつの間にか仕事の進め方や人間関係がレベルアップすると思います!
著者はプレゼンが必要な仕事に関する経験が豊富であり、そのノウハウや具体的なアドバイスを通して、新たな仕事に挑戦する自信を得ることができるはずです。本当の「仕事力」を得てみてください。
↓購入はこちら↓
実務ですぐに役立つプレゼン資料作成の入門書です。本書では、「これさえ覚えておけばOK!」という実務で役立つ最低限のポイントに絞って解説しています。
こちらもAmazonのレビューで★4.1の評価で、「相手に刺さるストーリーのコツ」「わかりやすい構成」「言いたいことが伝わるスライド」などの基本から、「グラフ」「アイコン」「写真」「図解」などのビジュアル要素で説得力を高めるコツ、効率よく見た目を整えるテクニックまで、「これをやれば、説得力が高まる!」というポイントを簡潔にまとめています。
↓購入はこちら↓
ランキング一覧まとめ
以上の内容を一覧にすると、下表の通りです。業界や企業ごとに状況は大きく異なるため、絶対的な順位ではありませんが、自分の得意・不得意に合わせて職種選びの参考にしてみてください!
順位(多→少) | 職種 |
1 | 企画・マーケティング |
2 | 営業 |
3 | 研究・開発 |
4 | 機械エンジニア |
5 | IT |
6 | 製造・品質管理 |
7 | 物流・倉庫 |
8 | サービス・販売 |
9 | コールセンター |
10 | 一般事務 |
得意な分野を活かせる職種の選択ができるよう応援します!
自分を知り、職種の内容を知ることで、自分にあったキャリアを目指しましょう。本サイトでは、プレゼンにまつわる様々な情報を発信しています。知りたかったことや知らなかったこともきっと見つかると思いますので、ぜひ他の記事もご覧ください!
この記事では、就職活動や転職活動、ジョブローテーションの可能性がある方のために、“会社の職種によるプレゼン頻度の違い”をランキング形式で紹介します。